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06
2016

YAMAHA DMP-11

CATEGORY音楽制作
DMP11.png
YAMAHA DMP-11と言うデジタルミキサーを長らく使っていました。上位機種でDMP-7と言うフェイダーがモーターで動くやつもあったのですが、ちょっと値段が高かったのでそちらは諦めました。そこで考えたのは、DMP-11を2台買い、カスケード接続して16チャンネルのミキサーとして使うということ。まあ、これはこれで贅沢な使い方なんですが、Cubaseにオーディオ機能がまだなかった頃なのでMIDI機器の一発録りをする関係上この方が都合が良かったので。で、ベース音源にはαJUNO2で作ったベースの音を使っていたのですが、当時としてはこのDMPと言うデジタルミキサーは設計がよく、低音の音痩せがなくてシンセの持っているポテンシャルを最大限に引き出してくれたので、とてつもなく野太いベース音を出すことができました。仕事仲間にも「ベース何使ってるの?」と訊かれることしばし、でも「内緒♡」と親しい人にも隠していました^^; そんな訳でDMP-11はもう元とっただろ?と言うくらい活躍してくれて、音もよくて大好きなミキサーでした。SPX譲りのエフェクターを2系統内蔵していたところも大きな魅力です。
しかしそのDMP-11ももう発売から27年が経ち、その音も昔のものとなりました。今我が家のミキサーはRoland MX-1です。DMP-11と聴き比べるまでもなく、明らかにMX-1音がいいです。MX-1はどちらかというと、DJ向けと言うかパフォーマンスに重点を置いているようですが、これも時代なんでしょうか。今はそれがありがたいと思うように、自分自身の音楽環境も変わってきているのだと痛感します。

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