09
2017
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Abbey Road Reverb Plates
CATEGORYVST Plugin

Waves です。Abbey Road Reverb Plates プレートリバーブですね。私はもっぱらドラムに掛けてアンビエンスの調整に使っています。特にスネアやクラップにかけると、透明感のある残響が得られます。音で空間を埋めるんじゃなくて(そ言うリバーブもありますよね)、透明な残響で空間を満たしている感じです。減衰がすごく綺麗です。これはこのプラグインの特徴と言っていいと思います。
ただし、プレートリバーブ全般に言えることですが、音色のコントロールには少々コツと慣れが必要です。私自身100%使いこなせているかと言うとちょっと怪しい。ドラムが一番鳴りが良くて一番コントロールしやすいのでドラム用に流れてますが、ピアノとかに掛けると音色コントロールがとても難しいです。これがプレートの癖のあるところで、まあ、実機を良く再現していると言えばそうなのですが、もう少し使い込んで慣れたい所。
今はこれと、LexiconのRoomとHallを使い分けています。ピアノとかは断然LexiconのHallですね。綺麗に響きます。スネアとクラップは場面によって、Abbey Road Reverb PlatesとLexiconのRoomを使い分けています。
と言う訳で決して万能ではありませんが、Abbey Road Reverb Plates なかなかに奥の深いプラグインです。アンビエンスの収録されていないワンショットのドラムネタなどに超オススメです。本当に透明感があって他の音を邪魔しない残響は一聴の価値ありです。