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22
2017

曲の元

CATEGORY音楽制作
のようなモノがあります。大抵8小節のループになったパターンなんですが、これを大量に作り置いています。300とかそんな数です。これが私が曲を書く時のすべての始まりになるものなんですが、あんまり深く考えずに結構気楽に作っているのでドンドンたまります。

そしてこの曲の元の特徴をアウトラインプロセッサーに箇条書きに記しておいて、後からそれを見て「今日はこの曲」を完成させよう、ってな感じで曲作りを進めていきます。始まりは本当に8小節のパターンの積み重ねです。モチーフになるシンセやループのパターンがあって、ベースがあってシーケンスがあってリズム隊があって…、といった感じ。

これを使って曲の展開を作っていきます。まずシンセのフレーズがあって、ベースが出てきてリズムがフィルインしてくる、みたいな感じです。私の曲の書き方の基本としてこのように一個のモチーフから発展させることが常なので、コード進行から曲を作ることは稀ですね。これは私の曲作りの特徴です。シンセやベースのフレーズの絡みでコード感が出ればいいや、と思っているので、一般的な作曲方法であろうコード進行は、私の場合多くの場合意味を持ちません。

もちろんバラードとかになれば、ピアノ弾いてコード進行を作りますが、大抵は上記の方法で曲作りをしています。なので私の曲聴いてもらうと、白玉でコード弾いてる楽器は鳴ってないと思います。全てフレーズの積み重ねです。

一般的なコードからの作曲法に煮詰まってしまった方、試してみてください。面白いループ素材を見つけたら、それにフレーズを足して足して足して…。そこから新しい音が見えてくるかもしれませんよ。

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